失敗しにくい探偵会社の選び方とは?

数あるサービス業はあれど、探偵ほど選び方が難しい業種は他にはないのではないでしょうか。
一般的に、消費者が商品やサービスを購入する場合は、「値段」と「品質」が基準になります。サービス業の場合はさらに「人柄」が考慮される場合もあります。美容室などがよい例と言えるでしょう。
お店で売られている商品やサービスでは通常は値段と品質が比例する傾向にありますが、探偵業はそういうわけにはいきません。商品の場合は1個あたりの金額が明確に示されていますし、サービス業の場合も例えば髪をきってシャンプーをすればいくら、というように明確な基準が示されるのが普通です。
しかし、探偵の場合はそう単純にはいきません。そもそもどんな調査を行っているか、これまでどのような成果を残してきたかが外部に公開されないからです。
こんな状態では、調査員がどのような条件を出してきてもこちらは信じるほかありません。しかし、ちょっとしたポイントを押さえれば「よい探偵事務所」「自分にあった探偵事務所」のヒントを得られる可能性があるのです。ここではそのポイントをお伝えしたいと思います。

1. 料金体系に疑問を持つ

まずは最初にお伝えしておくことは、「浮気調査は必ずある程度高額になってしまう」ということです。
商売で探偵業を営んでいる以上、経費はかかりますし利益を上げなければなりません。1日当たりの人件費が1万円を割ることはないでしょうし、徹夜での張り込みともなれば2万円~3万円程度かかる場合もあります。 それと考慮すべきは調査人数です。尾行調査は基本的に2人1組で行うため、その人件費は2倍程度かかってしまいます。さらに、調査時間だけが実働時間ではありません。調査の計画を立てる時間だって必要ですし、移動時間や報告書の作成時間だって必要です。
こうして考えていくと、1日8時間の実働(調査時間としては4~5時間程度)と仮定しても5~10万円程度はかかってしまうものなのです。

上記の点を踏まえ、今検討されている探偵会社の料金体系をご覧になってください。

2. 実績がありそうか、自ら判断する

探偵会社選びに失敗したという方の話をお聞きすると、失敗した理由として以下のようなものがよく挙がります。

  • 「会社の規模で判断してしまったが、実際には思ったような結果が得られず、高額な費用がかかってしまった。」
  • 「見積もりを見せてもらうだけのつもりが、いつの間にか契約書に印を押すはめになってしまった。」
  • 「ウチに任せてもらえれば、絶対大丈夫と言われたので」

以下のような質問は効果的です。 「同じような案件だった場合、調査料金はいくらくらいでしたか?」 場合によって異なると言われたら、逆に「実績豊富であれば似たような案件はいくつかあるのではないでしょうか。」と改めて質問をしてみましょう。 問題はどのような答えが返ってくるかではありません。そのときの受け答えの仕方で、どの程度のバックグラウンドを持っているかをこちらで推察するのです。 ホームページに実績豊富とかかれていても、根拠は分かりません。たとえ本当に実績豊富であったとしてもそれは会社の実績であって、調査員自体の実績とつながるわけではありません。 話した時点で不審に思ったら、他の探偵事務所にも連絡してみましょう。お電話だけなら数十分もあれば何社かに声をかけることができるはずです。

3. 必ず比較して判断する

本ウェブサイトには、探偵事務所や興信所で失敗したり、騙されたりした方から相談が寄せられることがあります。
それらの方に共通する原因は、探偵に関する知識がなく、1社あるいは数社に訪問しただけで冷静に判断せずに契約してしまっている点です。

失敗しにくい探偵会社の選び方とは?

まずは、見かけの情報や相談員の口車に惑わされない、「自分なりの判断基準」と「本当に言っていることは正しいのか?という疑問」を持つことです。
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